電動自転車で坂道は登れるの？横浜の坂で実験！コツを発見！

とにかく横浜は坂が多い。住宅街はほとんどが坂の上。

電動自転車の購入を検討する時、この坂登れるのかな？と気になりませんか？

そこで子供乗せの電動自転車で横浜の坂が登れるのか検証しました。

1 横浜の坂道を電動自転車で登ってみた
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横浜の坂道を電動自転車で登ってみた

スペック

自転車：先日購入したPanasonicのギュット・アニーズ・DX 2016年モデル
漕ぐ人：30代半ば、男、普段の運動なし
乗る子：3歳、男、15kgくらい

代官坂

横浜の坂といえば、「コクリコ坂」。そのモデルとなったと言われる山手の代官坂。

坂のふもと。元町商店街から入っていきます。
ふもとの方は緩やかな坂です。
走行モードは「オート」ギアは一番重い「3」で大丈夫です。
だんだんと傾斜が急になってきます。

このあたりからかなりきつくなりました。
走行モードを「パワー」に切り替え、ギアを一番軽い「1」に切り替えます。
これでなんとか登りきりましたが、かなりきついです。

電動自転車でも坂道は無理！

そう結論を急ぎそうになりましたが、
次に挑戦した坂で坂道を登るコツを発見しました。

谷戸坂

つづいて近くにある谷戸坂。ここも「コクリコ坂」のモデルでは？と言われています。

坂のふもと。この坂は傾斜のある距離が代官坂よりも長いです。
坂のふもとは緩やかで、走行モードは「オート」ギアは一番重い「3」で大丈夫です。

この辺りから、傾斜がきつくなってきます。
走行モード「パワー」ギアを一番軽い「1」で挑戦。
坂の途中でかなりきつくなりました。

しかし、ここで坂道のコツを発見。

坂道では無理に力いっぱい漕がずに、軽い力で漕ぐ。
するとしっかり電動アシストしてくれて、楽に進みます。
電動アシストがしっかり働きペダルの重さは平坦とほぼ同じくらい軽いので、必要以上に力を入れるとただ疲れるだけです。
自分の力ではなく電動アシストの力で登る感覚です。

取説に載っているそれっぽい図。

２人乗りでは立ち漕ぎはバランスを崩して危険です。
腰を落ち着かせ、優雅に楽に坂を登ることを心がけましょう。

しかし、ギア「1」は軽いけどあまり前に進みません。
ペダルを漕ぐ重さは軽いけど、走行距離が出ない分漕ぐ回数を多くしないといけません。

かなり疲れましたが、コツを掴んでからはだいぶ楽になりました。

無事に登りきり「海の見える丘公園」ですこし休憩。

野毛坂

横浜のもう一つ代表的な山といえば野毛山。
京急日ノ出町駅の裏、野毛山にある坂で横浜中央図書館から野毛山動物園の入口前まで続いています。

こちらは傾斜がきついイメージでしたが実際はそんなこともなかったです。
距離も短めです。
「コツ」を活かして比較的楽に登れました。

紅葉坂

伊勢山皇大神宮のふもとから登る紅葉坂。距離があります。
ただ見た目以上に傾斜角はきつくなさそうです。
坂道の距離がある分、力はいりませんが漕ぐ回数が多くなることで疲れました。

坂道を楽に登るコツ

緩やかな坂では、ギアは軽くしない
急な坂では、パワーモードにし、ギアを軽くする
無理に力いっぱい漕がずに、軽い力で漕ぐ
電動アシストの力で登ることを心がける

バッテリー

坂道でパワーモードを駆使したので、充電の減りがかなり早く感じました。
もともと50%くらでスタートしたのですが、最終的に16%でした。
まあ、山手から野毛山に行ったり、坂道をたくさん登ったので仕方ないと思いますが。

感想

電動自転車で横浜の坂道は登れるけど、やはりきついし疲れる。
電動自転車は、通常の自転車よりかなり楽に漕げるとは言え、やはり漕がなければ進みません。
漕ぐのにパワーがいるというより、長い時間漕げるという持久力が必要かもしれません。
横浜の坂はもっと傾斜がきつい坂も多いし、電動自転車は漕ぐ人の体力にも依存します。
傾斜の距離や、坂道以外の距離がどれくらいあるか検討して購入するといいと思います。